読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハクチョウノミズウミ

日記やプログラミングの備忘録などを書きます。雑多なごった煮。

自己紹介代わりに旧ブログの記事を移植するシリーズ / ②プレゼンのやり方

日記

この記事は旧ブログに投稿した文章をそのまま移植して「自分はこんなこと書く人だよ!」と自己紹介するものです。手っ取り早く記事数と閲覧増やしたいとかそういうわけではない

元記事はこちらから

 

==

 

 

私事で恐縮ですが、昨日卒論発表を無事終えました。自分の発表は午後イチだったので、午前中は他の人の発表を見て回ってたのですが、なんかいろいろと思うところがあったので、ここに書きなぐっておくことにします。今までの記事に負けず劣らずの稚拙さを極めた文章が続くので、ここまで読んだ方でそういう機会に関係のない方はもうタブを閉じるなりしていただいて構いません。逆に、プレゼンテーションをする機会があるという方は、是非最後まで読んでいただき、自分のスライドや発表態度を鑑みてほしいと思います。

というのも、ぼくが今いる研究室のメンツは、今までに2回、先生を交えて発表のリハーサルを行っており、時間配分やスライドのクオリティもなかなかに高いところがあったのですが、それ以外の研究室の人たちの発表があまりに酷く、卒論発表という場に最低限相応しいものになっているかどうかすら危ういと感じたわけです。まあそれでも卒業はできるんですが。

というわけで、自分が感じたことや先生に言われたことなどを基に、「プレゼンテーションするならこれくらいは守ってほしいなぁ」ということをつらつらと述べていきます。

 

1.  レーザーポインタをぐるぐる回すな

聴衆は一応人間であって、猫ではないので喜ばないし、別に眼球運動をしているわけでもないです。気が散るからほんとやめてほしい。見てほしい箇所にポインタを止めてください。

2. 時間配分考えろ

今日の発表は8分発表 4分質疑応答という流れだったので、6分1ベル 8分2ベル 12分3ベルという形になったのですが、2ベルがなってもたらたらと、しかもさして必要性の低そうな結果のスライドを、一字一句細かく読んでる人がいてマジでハラハラしました(結局10分くらいかかってた)。1ベルが鳴ったら早めにまとめに持っていってください。後続の発表にも迷惑がかかります。

3. 「ご清聴ありがとうございました」スライドいらねえ

何故意味のないスライドをみんなに見せる必要があるのか。ただでさえ8分という短い発表時間、少しでも無駄なく使う必要があるはずです。最後のスライドにはまとめと今後の課題を書き、極論を言えば『最後の1枚だけ見れば何をやったか分かるように』しておくべきです。時間がカツカツになった時も「最後にまとめです。これで終わります」でどうにかできるので。

4. こっち見て喋れ

スクリーンの方向だけを見て表示されたスライドの文字を読むだけに終始してたり、下を向いて Powerpoint のノートにメモしたことを読んでたり。話す相手はスクリーンでもなくパソコンでもなく目の前にいる聴衆です。印象が悪くなるのはもちろん、声も通りません。スピーカーの後ろに立って音楽を聴こうとしても上手く聴けないのと同じです。

5. ぼそぼそ喋んな

話す相手は50cm先の最前方にも、10m先の最後方にもいます。そこまで届くくらいの声量じゃないと意味がないです。4. との合わせ技でやられるともう地獄。もはやノイズキャンセリングされるレベル。

6. スライドの内容だけ読むな

スライドだけ見て理解できるなら何も読まずにただページを送ってればそれでいいのに、何故声を出すのか、ということを考える必要があります。スライドに書いてあることは見りゃわかるのだから、一見して分からないことや特に伝えたいことをしゃべる必要があるのではないでしょうか。

7. 無駄に色使うな

確かにカラフルだと見栄えはいいけど、じゃあその中で一番伝えたいのは何色なのか?重要なことを赤字で示す、視覚で瞬間的に理解するための色分け(2種類のものが混ざっている様を示すなど)、あるいはスライド全体を通して特徴的な色があるなど、よほどのことがない限り黒で書けばいい。
実は、高校時代の友人に色盲を持つ人がおり、実際に現役で医学部に合格したくらい優秀な人だったのですが、ある時の英語の授業で先生に「What's color?」と聞かれ、答えられなかったのを今でも鮮明に覚えています(その時初めて彼が色盲だったということを知りました)。あまりにも衝撃的でした。色盲は決して稀有な障害ではないということも、その後調べて知りました。そういう人がいる(かもしれない)場で、色で何かを示そうというのは、適切ではないという風に思います。いま一度、見直してほしいです。

8. 無駄にアニメーションを使うな

順々に表示していくことで聴衆の読む順番を誘導するのはいいんですが、それはレーザーポインタを使ってすればいいことであって。表示する内容を入れ替えるならまだしも、スライドの空いたところがアニメーションで埋まっていく、というのはやめてください。最後の方に出てきた部分を読む時間が足りなくなります。

9. 図やグラフを意味無い並べ方にするな

3つのグラフを三角形に並べる意味はどこにあるのでしょう?パッと見綺麗だから?それに合理的な意味があるのなら構いませんが、特に意味がないなら──ましてやそれがグラフで、軸が共通しているのなら尚更──縦か横に1列に並べて表示するべきではないでしょうか。軸を揃えれば、それらの図の共通点や特異点がわかりやすくなります。

10. ちっちゃい文字使うな

スライドを作成している時は目の前で出来上がっていくので気づかないかもしれませんが、部屋の後ろからだと壁一面にスライドを表示しても 18pt 未満の文字は見えません。参考文献を下に書くとかなら小さくて構いませんが、読ませたい文章はせめて 24pt くらいで書いてください。

 

と、ここまでぱっと思いついた限りで気になった点を挙げてきたのですが、ぶっちゃけこんなことはスライド作成のハウツーを読めば全部書いてあることなのでどうでもいいです。今回この記事を書こうという気にさせてくれやがったのはこれ。

 

11. わけわかんねえ例えすんな

「この湿地は東京ドーム○個分」ってさらっと言うんじゃねえよ!東京ドームの個数で言われてピンとくるのは東京ドームが身近にある奴だけだよ!!こんなド田舎の新潟県民がほとんどの聴衆相手に言ったって伝わらねーわ!!!
いやそりゃ「東京ドーム(単位)」っていう Wikipedia の記事はあるけど!Googleの電卓で単位に採用されてるけど!別に言うほどわかりやすい単位じゃないから!!
もしくは東京ドームがよっぽどキリのいい面積なのかなって思ったけど調べてみたら 46,755 平方メートル って!中途半端!!体積でも 124 立法メートル って!125だったら4倍で500だったし分かりやすかったのに惜しいなーってやかましいわ!!もういっそデンカビッグスワンスタジアムで例えろ!そっちの方がよっぽど新潟県民に身近な広さじゃい!!!

 

というわけで、人に伝わらない発表はやめようね、という話でした。……えっ、自分ですか?質疑応答に対する返答がズレて主指導の先生に「答えるべきなのはそういうことじゃねえだろ、ちゃんと説明しろ」って怒られました。1日経ってもガチヘコみから立ち直れません。つらいです。

 

==

 

もう卒研発表から2ヶ月も経ったんですね。早い。

今は無事新しい研究室(通算3ヶ所目)に移籍してGIS関係のソフトウェア構築を頑張っております。

研究に関する備忘録も後々書けたらいいですね。